小物に塗装することでリアルに
プラモデルなら塗装する事は当たりまえのようにしますが、ジオラマには塗装は必要があるのか?基本的にベースには必要です。宇宙空間・地面・海面・雪さまざまなシーンを支えるベースには必要不可欠です。
この方法以外にもカラーパウダーを使用する方法もありますが、パウダーを付着させる前に下地として色を付けておいた方がベターです。ジオラマには欠かせない小物。
こちらは既製品が多数あり、すでに色つきで販売されていますが、このままの状態ではベースにセットした時に違和感を感じます。
小物にこそ塗装は必要なのです。既製品の艶をなくさなければなりません。プラスチック素材は製品状光沢感がでますので、艶消し剤を塗布して全体のトーンを落ち着かせます。
次に小物の使用感を出させます。例えばジオラマでよく使われるレンガや土嚢などはエナメル性塗料の艶消し黒や艶消しブラウン等を薄め筆塗りします。まんべんなく塗り、乾く前に一定方向にふき取り作業を行います。
こうすると雨汚れや使用感が出てきます。これだけでも十分なのですが更にリアルを追求するのであれば茶系エナメル塗料を使用して小物にドライブラシをかけると事によって埃感や年代感がプラスされます。
塗布しすぎると色がうるさくなるので要注意です。小物に手を加えるだけでジオラマに更なる命が芽生えるのです。