本格的にジオラマを製作する
ジオラマは大小さまざまな物があり、博物館に展示されているものからプラモデル等の小さい物までがあります。本格的にジオラマを製作したいと考えているなら、まず頭の中で描いたイメージを具体的に絵で表現することから始まります。
この段階でイメージと描いた絵とのズレを修正します。修正まで完了した状態で作業の半分まで来たと言っても言い過ぎではありません。
このイメージをよりリアルに近づけていくかがプロとアマとの差だと言えます。例えばNゲージでのジオラマ製作の場合電車がメインになり、メインが電車となりサイズ設定を行います。
このNゲージは1/150サイズなので周りの建物や木々等もこのサイズで自作するか市販のキットを使う事になります。この建物や木々に多少の手を加えることによってよりリアルに近づく作業を行います。
ここがリアルに見えるか見えないかの分かれ目になります。これらの小物をイメージ画どおりに配置していくと完成なのですが、一度ここで小物やメインの配置に問題がないかを確認します。
ここで妥協するかしないかの最終判断を行います。手を加え過ぎるとリアル感を損なう可能性もありますので作品とイメージがどこまで合致しているかで判断するしかありません。
ジオラマではどれだけ手間暇かけたから上達するわけではなく、イメージにどれだけ近づけるかが上達のポイントになります。