出来を左右する仕上げのコツ
プラモデルや鉄道模型などを製作した際、完成品をそのまま飾るというのも良いですが、より臨場感のある展示をする方法としてジオラマ製作するというものがあります。
ジオラマは、ある情景や風景をそのまま切り取って立体化するもので、完成度が高いものになると実際の風景と遜色のないものに仕上げることも可能です。
ジオラマの完成度を上げるためには、それぞれの部品の選定や、どのようなシーンを再現するかという事も大切ですが、目の届きにくい箇所にもしっかりと手を加える事も重要です。
ジオラマに使用される小道具やミニチュアの樹木などは、非常に小さい物が多く、市販されている物をそのまま使用しがちですが、部品の成形跡や歪みなどをきちんと修正するといったひと手間を加えることで完成度に大きく影響します。
また、土台部分に接着するときなども、接着剤などがほんの少しはみ出ているだけでも鑑賞者を興ざめさせてしまいます。仕上げの段階になったら、様々な角度からよくチェックをして、不備がないように配慮することも大切なことです。