ジオラマ

ジオラマ作品をレベルアップさせるために

完成度の高いジオラマ作品を見ると、つい自分でもやってみたいと製作意欲が掻き立てられます。とりあえずショップで初心者キットを買ってみたものの、自分が求めているクオリティには程遠い。

そんな悩みをお持ちの方にジオラマの上達ポイントを整理してみました。初心者であればまずジオラマ教室への参加がおすすめです。ミニジオラマを作りながら短時間で基本的なテクニックやコツを教えてもらえます。

テクニックやアイデアは書籍やDVD、動画サイトなど様々な所で得ることができ、すぐに使ってみたくなります。しかし何でも詰め込もうとするとかえって統一感がなくなることもあります。

自分の完成イメージを意識することが大切なポイントです。またそっくり同じに縮小することが必ずしもリアル感につながるとは限りません。遠目に見て雰囲気が出ればOKと割り切ることも続けるコツです。

手元にあればいつでも手を加えることができますので、納得がいかないときは少し間を置きましょう。上手な作品を見ることは大変勉強になります。

その他街で見かけて気になった風景やアイテムを写真におさめておいたり、好きなテイストのイラストなどをコレクションしておくと製作の参考になります。実物を見て観察眼を養うことも上達のコツです。

ジオラマ

ジオラマに人間や動物のミニチュアを配置する

ジオラマ作りは建物や鉄道の模型などを利用して、実在の風景や自分のイメージの中の風景を立体的な形で作り上げるという、とても創造的で知的な趣味です。そのため若い人たちだけでなく、大人世代の人にもはまる人の多い人気の趣味となっているのです。

そんなジオラマ作りにおいてより上達したいと考えるなら、メインとなる建物や鉄道などの模型を上手に作って配置するだけでなく、その周囲に人間や動物のミニチュアを上手く配置するという方法が効果的です。

ただ建物や鉄道がそこにあるだけでなく、人間や動物が周囲にいることにより、より現実味やドラマ性をジオラマに与えることが可能になるのです。

例えば鉄道の駅であれば、家族旅行で鉄道を利用する人たちや、出会いや別れを経験している人たちをミニチュアで表現することで、よりドラマチックな風景が出来上がります。

また自然の豊かな景色であれば、そこで生きる様々な動物たちのミニチュアを活用することで、躍動感や生命力を持たせることが可能です。

カメラ

写真を参考にしてジオラマを作る

趣味は人が充実した日々を送るために大きな役割を果たしています。趣味には大きく分けて屋外で楽しむものと屋内で楽しむものがありますが、幅広い世代の人たちから人気を得ているジオラマ製作は、後者の代表例の一つと言えるでしょう。

ジオラマは現実世界の風景や、アニメや漫画、映画などの中の架空の風景などをモチーフにすることが多いですが、あまり経験がない人には、市販の模型を利用しやすい現実の風景をモチーフにした方が作りやすいと言えるでしょう。

現実の風景をモチーフにする場合に上達するポイントとしては、写真を参考にするという点を挙げることができます。自分のイメージだけではディテールにこだわったリアリティのあるものを作るのが難しいですが、写真を参考にするとリアリティをジオラマに与えることができるのです。

例えば観光地などの有名な場所であれば、写真集を書店で買ったり図書館で借りて、その中で気に入ったものを参考にしたり、また身近な場所であれば、自分で撮影してそれを参考にするのです。

写真